フェノトピア攻略メモ。

当ブログはリンクフリーです。主にSwitch版フェノトピアの攻略をまとめています。(4/9 イラストギャラリー⑳を更新しました。 )質問・感想等ありましたらお気軽にコメントください。

『フェノトピア(Phoenotopia: Awakening』ロングインタビュー!#8

以前フライハイタイムズにて掲載されていた「フェノトピア ロングインタビュー」ですが、こちらの攻略ブログでも掲載する許可をいただきました。
(内容はフライハイタイムズで掲載中のものと同じものになります。)

 

 

みなさん、こんにちは。フライハイワークスのコウです。

ェノトピアの原作者のQuangさんに【フェノトピア】に関して深掘りしたロングインタビューをお届けいたします。聞き手には「フェノトピア攻略メモ。」のブログ主であり、日本のファン代表ともいえるおちょこさんに担当していただきます。

今回は「#8」です!

過去の記事はこちらから→
フェノトピア開発者様にインタビューさせていただきました!

 

インタビュー(#8)

おちょこ 開発者様へのご質問も残りわずかとなりましたが…ここからはCAPE COSMIC社についてお聞きしたく思います。

CAPE COSMICは4人のメンバー構成と聞いておりますが、発足時はどのようにして今のメンバーが集まったのでしょうか?

またCAPE COSMICという会社名に由来などがありましたらお伺いできますでしょうか?

Quang もちろん!実はなのですが、Cape Cosmicに正式に所属しているのは私一人だけなんです。私たちはとても "インディーズ "なグループなんです。ミュージシャンもアーティストも社員ではありません。ミュージシャンはフルタイムの仕事を持っているし、アーティストの一人はカフェを経営しているし、もう一人のアーティストは別のゲームに携わっています。ある意味、みんな「趣味人」みたいなもので、ゲームを正式に販売するために会社を作ったという感じです。ゲームの正式な設立は2017年末ですが、早いメンバーとは2014年から一緒に仕事をしています。

出会いのきっかけについて:ミュージシャンは私の元から友人だった人です。大学時代に出会い、しばらくは同じ教会に通っていました。数年間はルームメイトだったこともあります。彼が趣味で音楽を作っていると知ったとき、とても興奮しました。すぐに「僕のゲームの音楽を作ってくれ!」と無茶ぶりをしました。そのとき、彼は僕が言ってることを本気だとは思ってなかったと思います(笑)。

アーティストについては、ネットで知り合った人たちです。ピクセルアーティストのためのオンラインフォーラムがあったんです。そこで「手伝ってください」とお願いしたところ、快く引き受けてくれました。そのクオリティがとても良かったので、何度もリピートしました。それ以来、何年も一緒に仕事をするようになり、私は彼らをチームメイトだと思っています。

いずれにせよ、今は4人の開発チームではありません。アーティストが一人移籍し、ミュージシャンも多忙になり(結婚するそうです!おめでとうWill!)ウィルの音楽は今後も私のゲームで登場するとは思いますが、全部ではなくなってしまうかもしれません。

「CAPE COSMIC」という名前についてですが、ただ単に語感がカッコイイから付けただけです。でも今考えてみるといろいろ深い意味がありそうな名前でもありますね。ちなみに私は星空のイメージも好きなので、「Cosmic」というワードは最初から入れようと決めていました。

おちょこ Willさんご結婚おめでとうございます!末永い幸せをお祈りしておりますね。

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おちょこ ブログ等で今後、情報発信を行ったりはしないのでしょうか?

開発ブログは非常に面白かったので、機会がありましたら是非再開してほしいです。

Quang 何か注目すべきことがあれば、発表しますよ。でも、今のところ予定はありません。次のゲームを正式に公開したら、またブログを始めると思います :D

おちょこ あと、これは質問というよりご要望に近いのですが……。

電子書籍でも構いませんので、どうか設定資料集を(あと、できることならピアノ譜面も)出して欲しいです。

Quang 本1冊にまとめられるほどのネタが無いような気がしますね。ゲーム内の「アートギャラリー」に搭載したのが設定資料のほぼ全てですので(笑)。いつかフェノトピアの続編を作れたら、本が出せるくらいの資料ができるかもしれませんね。

ピアノの楽譜については、運が良ければ手に入るかもしれません。ミュージシャンのWillが、楽譜を含むアルバムをネットで公開しています。

Phoenotopia - Piano Arrangements, by sillythewilly

こちらは2015年にリリースされたもので、FLASH版の後に発売され、13曲が収録されています。もしかしたらいつか......とりあえず、需要があることをWillに伝えておきますね(笑)。

 

おちょこ 最後にいくつか質問をさせてください。

ウ社長から今回のインタビューのお話をいただいたときに真っ先に思いついた質問です。

フェノトピアをクリアされたお知り合いの方は、皆さん「かなり」気にされておられるのですが……ユーザーの皆さんの気持ちを代表してお聞きします。

これまでのお話の中にも「続編」というワードが出てきましたが……「フェノトピアの続編」がいつか出ることに期待してもいいのでしょうか

また、現在どんなこと(活動)をされておられますか?差し支えのない範囲でお聞きしたいです。

Quang 100%続編が出るとは言えません。多くの開発者が自分のゲームの続編が出ると思っていても、さまざまな理由で実現しないものなんです。実は、フラッシュゲーム『フェノトピア』と『覚醒』を比べると、エンディングが違うんですよ!(笑)。

『フェノトピア(Phoenotopia: Awakening)』の開発中に、開発者としての限界を感じ、「続編はおそらくムリ」と感じました。そこで、せめて『フェノトピア(Phoenotopia: Awakening)』はしっかりと満足度の高い作品に仕上げたいとおもい、そして希望に満ちたエンディングにしました。FLASH版はストーリーが急に終了し、正直ユーザーさんにあまり満足がいくものではないといわれてもしょうがないかなと少し思います(笑)。

ただ、いつか続編を作りたいとは思っています。私の頭の中には、10個くらいのゲームのアイディアがあり、私の中で作ってもらえるチャンスをうかがっています。でも、すべてを実現する時間は、おそらくないと思っています。でも、『フェノトピア』にはやはり特別な思い入れがあります。いつか全ての要因がかみ合えば、という感じですかね。

ちなみに今、手元で作っているタイトルのジャンルは "メトロイドヴァニア "です。今はまだ公表していません。来年になったらフェノトピアの公式Twitterで発表しますので、よろしければ楽しみにしていてください。

おちょこ 来年が待ち遠しいです。新作の発表を心待ちにしておりますね!(もちろん、続編についての発表も…!

 

 

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おちょこ 最後に、プレイヤーの皆さんに向けてのメッセージなどありましたらお願いします。 

Quang まず、インタビューしてくれたおちょこさん、本当にありがとうございました。そして、プレイヤーの皆さん、フェノトピアをプレイしてくださってありがとうございます。ファンアートやファンメールをたくさんいただいて、本当に感動していますし、励みにもなっています。
これからも頑張ろうという気持ちにさせてくれます。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!

おちょこ こちらこそ、多くの質問にお答えいただき本当にありがとうございました。

素敵なお話を沢山お聞きすることができて、まさに夢のようなひとときでした。

また、一介のファンという立場でありながら、このような機会を設けていただき、黄社長と開発者の皆様には感謝の念に堪えません。

今後もCAPE COSMICのファンの1人として末永く応援させていただきますね。

本日は本当にありがとうございました。

 

あとがき

というわけで、「フェノトピア」ロングインタビューの#8をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか?

ロングインタビューはもう少しだけ続く予定です!
(#おまけ へつづく)

 

フェノトピアは下記のストアにて配信中ですので、ご興味を持った方はぜひご覧くださいませ!